顧客が望むシステムとは
先日、システム開発はお客様の本当に望んでいるものが納品されることが難しいという話題をとある場所でお話いたしました。
「どうしてですか?」というご質問に「プロジェクトがひとり歩きする場合が多いです。」という趣旨でお答えしましたが、ちょっとわかっていただけたかどうか心配でした。
プロジェクトには、決定権がある方、担当の方、経営に携わる方、そもそも必要だと要望を上げた方、システム営業、システム開発者など沢山の人がかかわります。
その中でプロジェクトの方向性は誰が決めていくのでしょうか。
例えばシステムが何かしらの作業効率化を生み、経営をバックアップするという目的だったとして、様々なアプローチが考えられるでしょう。
設計図の前に、そのコンセプトをより深く構築するべきというお話を先日どこかで聞きましたが、それは大変意義のあることだと思います。立ち返るべき原点のないプロジェクトは糸の切れたタコのようにどこへ向かうのかわからなくなってしまいがちです。
とても面白いトピックなので気がついたことがあったら更新していきたいと思います。