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iPhoneにノートンがいらないわけ

以下の記事から、抜粋です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110704-00000001-bcn-sci
そもそもPCと同じようにフルブラウジングができるスマートフォンは、常にオンライン犯罪の危険にさらされている。ましてやAndroidはオープンなシステムで、犯罪者たちの標的になりやすい。また、常に持ち歩いて使うスマートフォンは、紛失や盗難による情報漏えいの可能性もある。シマンテックは、こうしたセキュリティの必要性をお客様に伝えるために、スマートフォン売り場は絶好の場だと考えた。
記事の本筋とは関係ないところに反応なのですが、この部分を読んで、そっか、Androidはノートンが必要なのかと思いました。 でも、僕の使っているiPhoneにセキュリティソフトが必要なんて聞いたことないのです。 なんでiPhoneは平気なんでしょうね? 理由をあげれば下のような感じです。 1. iPhoneのOSは最新版しか導入不可。OSレベルでの機能組み込み不可(しかしJBすれば可) 2. すべてのアプリケーションは、Appleが提供するApp storeを経由してしか配布できず、必ずAppleのチェックを通すことになる。 3. もっとも危険と思われるウェブブラウザは、Operaは例外として、SafariもしくはSafariのコンポーネントを使ったものに限定される。 つまり、ガチガチにAppleが管理してるから、iPhoneの中身にあるものは全部Appleが知っている。もしセキュリティホールが見つかれば、Apple自らがパッチするわけで安全っていうことなんです。 その分マーケットや技術的には制限が出ますから当然多くの反対意見も多々あるわけですけどね。 さて、ユーザーからすると、PCに対しての設定やセキュリティなんて利用の目的ではないわけで、ないにこしたことはないのです。 AppleはPCを使ってやることの本筋からはずれる、めんどくさい部分はどんどん隠蔽してあげることで、PCを使ったその先に集中してもらおうとしているんですね。 iPhoneやMacを使っているとそういう哲学しっかり感じますね。