人間は考える葦である
「人間は ひとくさの 葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。 だが、それは考える葦である。(中略)たとえ宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢を知っているからである。宇宙は何も知らない。だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある」(パスカル「パンセ」より)
世界は広すぎる、自分の影響できることは小さすぎると感じ、思考停止に陥ることはありがちです。
しかし、考えることをやめてしまっては人間ではなく獣と同じなのかもしれません。
考えることや答えを求めることに無駄なことなど決してないと信じたいなと思います。